【サンセットビーチ】
昨日 ハンティントン・ビーチをチェックして、「何や、波が小さいときはハンティントン
に行けばいいんだな?」と勝手に納得したトド父であった。
まず、サンセットビーチをチェックするべ。といそいそと出かけていくのであった。

前止めた駐車場にまたクルマを止めて、波チェックをする。
「げげげ、波高いやんけ!そう、今日は結構でかいのが来ている。自分の腕で大丈夫だ
ろうか?
心配になって、今片付けているカップルのサーファに聞いてみる。
「波はどげんじゃろうか?」「結構 いいコンディションだよ。」これくらいと腰くらい
の位置をさす。「それが3ft 大きいときは、6ftくらいかな?」ゲッ、6ftちゅうたら、
頭ということかいな?そんなコンディションで乗ったことないな?「ビギナーでも
大丈夫ですかい?」「ビギナーでも大丈夫、大丈夫。エンジョイしてちょう。」
本当かいな? でもはいるっきゃないな。多分 ハンティントンはもっと高いだろうし。
ここが慣れているから安全かも? と気軽に考えて入っていくトド父であった。
(怪我でもしたら、月曜日になんていわれるだろうかと チラッと頭に浮かんだが
まあいいか)

【海に入る】
入ってみると、やはり結構でかい。但し、やはり3ftくらいみたいだ。
波のサイクルを見て入ると、そんなにアウトに出るのも、困難ではない。

びっくりしたのが、風がまったく入ってないので面ツルとはこのことか、というほど
まったくきれいな波である。絹ごしトウフみたいだな、と感動する父であった。

さて、波が来た。とおりゃーーとパドリングするがどれも波において行かれてしまう。
「昨日はうまくできたのに、どうしてだろうか?」と悩むトド父である。

ふと、横をみると変なものが海から突き出ている。次の瞬間にはトポンと消えて
今度は近くから灰色の物体が浮かんできた。「ご、ごまちゃんだ!」と驚く父。
そういえば、近くにSeal Beachという海岸があったなSealてなんかな?アザラシか
な?昨日は イルカをみて、今日はアザラシか。本当に自然が残っているのはアメリカ
のほうかもしれんな? とかサーフィンに集中せず、イランことを考えている
トド父である。トド父をみて親近感があって近づいてきたのかもしれまっしえん。

【まじめに考える】
おー、いかんいかん。日本人だから、まじめに課題に取り組まないと。
そうそう、何で波においていかれるか、だったよな?

ポジションはOK。どうもパドリングが遅いようだ。隣のうまい人を見てみる。
やはり、パドリングが早い。この辺は両手でかく人が多いみたいだ。
両手かきも試してみたが、どうもしっくりこない。
色々とパドリングを試してみる。波に近づくのと、パドリングのタイミングが
どうも狂っているみたいである。 そういえば、これがいつもの悩みであった。
もう少し、早めにかき始めるとなんとかうまくテークオフすることができた。
「そうか、波のスピードにあわせるんだな? いつも、これができてないんだな」
と納得する父である。本当かいな?そんなに早く会得できるんかいな?

そうこうして、何度かでかい波にも乗れて堪能した父であるが、そのうち波が
本当にでかくなってきた。たまに来るピークは本当に頭くらいありそうである。

「こりゃ大変だ。アウトにでるまで大きいのが何度も来て、切れ目がみつからん!」
と何度かゲッティングアウトに挑戦するも出られず、ゼエハア状態で浜に戻り、
途方にくれる父であった。

ゼエハアしながら、さっきのうまい人をみるとドルフィンをしてる。
「なんでロングでドルフィンができるんじゃい?」と見てみるとボードがない。
そうである。ボードはほっておいて、自分の体だけドルフィンをしている。
そして足の付くエリアを越えたところから、ボードをひっぱって普通のゲティン
グを開始しているようだ。
それにしても、ボードは波にもみくちゃになるのに大丈夫なんだろうか?

早速まねをする。ボードはレンタルなので気楽なもんである。そんなにすぐにうま
くいくものでもないが、今度は何とかアウトに出れるようになった。
また、デカイ波が来た。すぐにパドリングを開始する父であるが、手前で崩れて
スープに押される状態でとてもライディングどころではない。

そうか、波の小さいところで慣れているから、とにかく大きいのが来たらまよわず
テークオフと決めていたが、こっちでは、ちょうどよさそうな波を選んで乗ってい
るようだ。大きいのが来たら押されないように波に向かってパドリングするのが
正解である。それにしても贅沢な話だな、人が少ないから選び放題、取り放題。
好きなのに乗ればよい。広い範囲でブレークしているから、皆少しずつ離れて
波待ちしているし、ゲティングアウトの時にたまに近づくことがあるくらいである。

そうこうしていると、またでかいのが来た。波に向かってパドるも波に巻き込ま
れてしまった。巻き込まれてぐるぐるとしているうちに、気が付くとスープの
上でライディングしてしまった。上手な人も避けられなかったようだ、近くで
体操ずわりをして戻ってきた。

今日は、これくらいにしておくか。それにしてもデカイ波であった。

【ボードを返す】
気が付くと丁度 1時である。日曜日は5時までといっていたのでボードを返すか。
ボードをかたずけ、そそくさとBruce Jonesの店に向かう。
またまたブロック・ジョーンズが店番をしている。

どこで乗ったか、楽しんだか?と聞くので、最初は言われたとおり$10の所で
乗ったが、あとの2日はサンセットビーチで乗ったというと、ウンウンという顔
をしている。ボードはどうだったか?パフォーマンスモデルで9’6は丁度よかった
みたい、と答える。この辺でノーズライダは使えないという気がする。

「3日でボードは$70でいいと思うけど、ウエットが$50は高いんでないかい?」と
いうと、「それじゃボード代だけでよいよ。」という。$30くらいに値切ろうと
考えていたのだが、何というふとっぱら!嬉しいやら、こんなに楽しんでおいて
悪いやらである。まったくブロック・ジョーンズ様さまである。(写真よーー)

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