さて、残念ながら(笑)月曜から仕事である。
仕事は、日本から送った製品がちゃんと届いているか、届いた製品がちゃんと動いているかの確認作業である。

だだっ広い倉庫に、いろんな製品が並んでおり、フォークリフトがうるさくクラクションを鳴らしながらたくさんの製品を積んで行き交うさまは壮観である。

ホゼがまだ製品が届いてないと言ってきた。事務所で調べると税関を出るのが遅れているらしい。休みの間に日本からたくさんの荷物が着き、その間はカスタムが休みになるから皆エアーで送るらしくエアーの税関もパニクリ状態である(といってもあせっているのは我々で、アメリカ人はのんびりしているに違いない。日本のゴールデンウィーク明けと同じ休みボケのはずである)

色々走りまくり、午後には入庫とわかりほっとする。午前中は日本で頼まれた他の製品の手無し作業を行った。これは簡単であっという間に終わった。ホゼと作業を手伝いながら「なんで、繰り返し作業が苦手なんだろう。」と思う。日本人なら、1、箱を開く。2、マニュアルを出す。3、マニュアルのガイドを新しいガイドと入れ替える。4、チェックシートにチェックする。5、箱を閉じる。6、箱にチェックのマークをつける。といった具合に作業を標準化して間違えないようにしたいのであるが。アチラの人は感性の赴くまま順番がバラバラである。間違いが発生せねばよいが、と祈るような気持ちになる。最後のチェックが厳しいのでなんとかなりそうでほっとする。

11時くらいに休憩をした。休憩といいながら、アチラの人はサンドイッチを食べたりスナックを食べたり勝手気ままな感じである。ホゼに聞くと「朝食を食べてこない人が多いのでハラが減るからさ。」とのこと。
飲料ベンダは500ml(1QT)ペットボトルが$1、ドリトスやポテトチップ、クッキー、M&Mなんかのスナックが75c〜$1.5くらいと安い。もう帰るから小銭は要らない。子供のオミヤゲ用にありったけの小銭をつぎ込んで珍しいスナック類を買い込んだ。ドリトス(ナチョチーズ)は日本の物より硬く味も塩気が少なくトウモロコシの味がしっかりついていてウマイ。ポテチもカルビーと比べると厚みがありザックリ(クリスピー?)おいもの味が皮付きジャーマンポテトっぽくて日本にない味で美味である。

面白かったのは電子レンジ用ポップコーンで折りたたんだ袋を広げ、コーンを入れて電子レンジで2分待つと中でポンポンとはじけながらホカホカのポッポコーンが出来上がる。これはタクたち子供にウケた。

飲み物は日本ではすでに存在そのものが忘れられたDr.Pepper(皆さん覚えていますか)九州ではMr.ピブという名前だった。懐かしくて飲んでみたが予測通りまずかった。ラベンダ色の名前を忘れたゲ−タレードみたいなスポーツドリンクが売れ筋だった。(カロリー割と低いもんね)関係ないが日本のゲータはまずい。昔のまずいゲータが飲みたい。(自己撞着?)

午後に例のフォークリフトがけたたましく製品を運んできた。5時ころ(日本は朝の9時)にはようやく予定の仕事が終わって日本に報告し、何かいやな予感がするもほっとするトド父であった。

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