カゼがひどいと思ったら、A型インフルでした。
寝床で、このブログを書いています。
発熱のため、途中 ヘンテコリンな所はご容赦ください。
閑話休題:ラジオ少年 真空管ヘッドフォンアンプの組み立てPart4です。
ぶらぶら基板の反対側のパターンが接触しないことを確認し、さらに基板裏に
絶縁テープを貼って、作業再開です。
ふー、設計ミスったときの機構屋さんの気持ちが少し分かって来ました。
額に脂汗を流しながら寡黙になって、、個室にコモってニンインと修正にいそしむ。
パッチを当てて終わりのソフト屋さんとは大違いです。
おぉー、仕事の話は止めましょー (ってあんたがはじめたんでしょうが(怒 ))
基板への配線取り付けは、端子ボード式です。線をはさんでネジで閉めるだけ。
これは、簡単でいいですね。
んで、接続が終わりました。
配線チェックからはじめます。 もちろん、真空管は外しておきます。
回路図をコンビニ、職場、学校で2部ほどコピーしておきます。
一部にマーカーで一個一個 確認印をひとつづつつけます。
チェックするときに抵抗値もテスターで図ります。
電解コンデンサ、フィルムコンデンサの位置と容量も。
それと、電解コンデンサの極性も注意ね。
大、大事なのは、トランスの接続。 200V高圧系と3.25Vx2、6Vを間違えたら大変です。
次は、各部テスター抵抗値確認です。 (最悪ショートしてないことのチェックです。)
まずテスターで整流管の入力とGND、整流管の出力とGNDの抵抗値を図ります。
入力はトランスのコイルの直流抵抗値(数十~数百Ω)、出力は電解があるので、
最初は低い値で、だんだん高い値(数十kΩ)を示せばOK。
基板裏の半田付けとパターンの半田ブリッジ、隣に接触してないかよく目視でチェックね。
そこまで安全確認できたら、いよいよドキドキ通電。
はやる気持ちを抑えて、真空管なしで電源ON。 ネオンがほっこり光るはず。
においや音や振動に注意しましょう。 異常があれば、すぐにSWをオフ。
次は、整流回路の確認です。
整流管6Z4だけをさして、出力電圧を調べます。
電解コンデンサの先の整流抵抗のところで電圧を測ります。 290VくらいでOKです。
さて、トドお父さんの場合 電解の向きが1本逆でした。
電解に逆電流が流れてプレート規格をオーバー、ヒーターがチンチンになりました。
壊れる前に、早く気が付いてよかった! これが”電源オンありゃりゃ事件”です。
その後は順調、いよいよ6F22本も接続してチェックです。
ヘッドフォン端子には、壊れてもいいような安いヘッドフォンを付けてテストして下さい。
高価なヘッドフォンをダメにしたら、大変ですからね?
RCA端子に何なし、暖まってくるとブーンとかフーーンとか音がかすかにしてくるかな?
ボリュームは真ん中辺にして置いてください。
それから、なにか音源を繋いで見てください。
ipodのヘッドフォン出力だと、8Ωのためか、ちょっと弱いようです。
アンプの録音端子出力なんかが適当でしょう。
さて、聞こえてきたでしょうか? ハム音がまったく感じられないでしょ?
パチパチパチ8、真空管ヘッドフォンアンプの完成です。
おめでとうございます。
大変、お疲れ様でした。
これから、エージングが進むと、本当にいい音が聞けますよ、お楽しみ。