【トド父アナハイムへいく】
一旦ホテルへ帰って、どこへ行くかインタネットで調べ、レンタカー会社から貰
った地図と首っ引きで考える。「隣のアナハイムにいってみようか」と何気に
考える。ディズニーランドと長谷川のアナハイムエンジェルスで有名な所である。

地図で見ると、これも12kmくらいしかない。「いってみんべ、みんべ」
最初にディズニーランドの周りに行く。結構ホテルとかが回りにあって、一大
エリアを形成しているみたいだ。それにしても、ホゼが言っていたが日本人が
くるとディズニーランドに連れて行けというらしい。家族連れなら判るが、
男同士でいくところでもなかろうに、と思うトド父である。但し、家族連れな
ら別である。すぐ近くに木造巨大コースタで有名なナッツベリーファームもある
し、沢山のコルクスクリューコースターで有名なマジックマウンテンもある。

そういえば、学生時代にアメリカにいって、そのいずれも制覇したなと
自慢げに思い出すトド父であった。
(このときはリトル東京の安宿からバスだった)
ナッツベリーファームも入り口まで行き、近くにあるタワーレコードに寄る。
これだけ、地理がわかれば次に家族で来ても全然大丈夫だな、と思うも、
いける機会ができるであろうか?

【ホームセンタへいく】
このまま帰るのもなんだし、ホテルの近くにホームデポというホームセンタが
あったのを思い出し、行ってみる。
とにかく、でかい。木材の品ぞろえも多いし、ドアとかDIYに必要なものはほとん
ど揃っているし、日本のホームセンタに比べると格段に安い。
例えば、マキタのインパクトドリルなんか、日本では1万5千円以上するが、
こっちでは$50 5000である。草花も家庭菜園用の野菜も1ポット69cて書いてある
(日本と同じ値段)が、こっちは1ポットがでかく、10本くらい入っている。

自在ドリルが(日本で2万円位)%50くらいだったので思わず買ってしまった。
さて、日本にどうやってもって帰ろうか。
そう、トド父は行動してから考える、悪い癖があるのであった。

【晩御飯】
このところ、ジャンクフード続きなので、今日はちゃんとしたものをと考え、
ホテルの近くの7-11の横にある日本食テークアウトの店に行くが残念なことに
閉まっている。「そうか、今日は日曜日だから早いんだな?」仕方なく、また
あてもなくその辺を、クルマでほっつき走る。
そのうちケンタの看板があったので、久しぶりに食ってみるかと6ピース $7なり
を買って帰る。 やれやれ、またジャンクフードか。タクたちだったら大喜びなん
だろうけどな? 何を頼んでも、飲み物の大きなコップをくれる。ビールを飲む
から、ソフトドリンクはいらんぜ、その分安くしてちょうよ。結果気の抜けた
ダイエットペプシがいつもホテルの部屋に大量に遺棄されることになるのである。

【クルマを返す】
レンタカー会社に言われたように、ホテルにキーを預ける。会社で海外での
運転は禁止されているので、ホゼたちが来たときにはバレないようにしないと
いけない。
次の日、「サンクスギビングの休みの間は、何をしていた?」と聞かれたので
「バスで海に行って、サーフボードを借りてサーフィンをした。」というと
「バス代はいくらくらいだったか?」と聞かれたので、汗をかきかき、「$10
位だったかな。」ととぼけるトド父であった。ヤバイヤバイ。
レンタカーはホテルの前に次の日も、次の次の日も置きっぱなしだった。
心配してレンタカー会社に連絡すると借りた人は不在で、代わりの人が取りに
来ると答えていた。こっちは、英語が不自由な中電話しているのに、のんびり
したもんだとあきれた。

次の日は仕事だから、紫外線と波にまかれたせいで、すっかりゆるんだ頭の
ネジを巻き直さねば、と思うもなかなか切り替えられないトド父であった。

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