お父さんのこずかいが永久凍土の今日この頃、地元 小郡の図書館をよく利用しています。
ネットで話題のこの本をリクエストしました。
認可が下りて、手に入るまで、約1.5ヶ月。 ようやく入庫したとの連絡が?
行って手にしました。
¥1600もするんですね。助かります、小郡図書館。
最近、ヤラセで話題の東大 大橋教授と京大 小出助教の2006年12月の佐賀県プルサーマル公開討論会。
佐賀県HPのここに録画が残っていますね。 ディジタル時代、いつまでも証拠が残るからコワイですね。
http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/
この大橋さんという東大教授の高いとこ目線の話し方と、相手を素人扱いして嘲笑する、
あの権威をかさに着た、あの独特の雰囲気。合いの手の拍手をする、動員された九電社員達。
小出さんは逆切れすることもなく、研究者として自分が真理と思うことを淡々と説明。
(助教って助教授のことと思っていたら、助手のことみたいです。 解脱した姿勢がいいですね)
そして、都合が悪くなると 雲隠れした、権威主義の東京大学教授の専門家が、どうして生まれ
たのか、非常に気になっていました。
そこに、東大教授の 安冨 歩さんが、「原発危機と「東大話法」」 ・・・傍観者の論理・欺瞞の言語
Amazon ¥1600 すっかり、長年(!)の疑問が腑に落ちました
京大出身で東大教授の安冨さんって、教授に見えないねー。 江川達也さんみたいです。
http://ameblo.jp/anmintei/ 安冨さんのブログ 顔写真がある
マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩*
「東大話法」には20の規則があるそうで、それらの内容は次の通りです。
○規則1:自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
○規則2:自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
○規則3:都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事する。
○規則4:都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す。
○規則5:どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
○規則6:自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱいに批判する。
○規則7:その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
○規則8:自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル張りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
○規則9:「誤解を恐れずに言えば」と言って嘘をつく。
○規則10: スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を倒喝し、迎合的な態度を取らせる。
○規則11:相手の知識が自分より低いとみたら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
○規則12:自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
○規則13:自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。
○規則14:羊頭狗肉。
○規則15:わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。
○規則16:わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
○規則17: ああでもない、こうでもない、と自分がいろいろ知っていることを並べて、賢いところを見せる。
○規則18:ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
○規則19:全体のバランスを恒に考えて発言せよ。
○規則20:「もし○○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。
これをマスターした後に、プルサーマル公開討論会を再度見てみると、うなずけること大です。
「誤解を恐れずに言えば」ってウソをつくのくだりは思わず笑ってしまいます。
面白いから、よんでミソね?
東大だけじゃなく、色んな分野で権威を振りかざす人に共通の原理・原則だそうです。
それじゃ、またねー