さて、前回はISSI社のスマホ用のアナログアンプIC IS31AP4991Aを2個使って超小型の
ステレオアンプを作ったところまででした。
> ここで、コドモの調子悪いPCスピーカを作ろうと思いつきました。
> いつものように、♪ 買ったほうが安いね晩のオカズ♭ 、ってことになりそうですね。
じゃえったい、買ったほうが安いですよね、2千円しませんし。
でも、ここは猪突猛進、作ってみないと善し悪しが分かりません、無理を承知で進めましょう、
このプロジェクト。
ってなわけで、先週末に福岡 今泉のカホパーツセンターで足りない部品を買ってきました。
スピーカーはぜいたくにFOSTEXのカンスピ 最小サイズ6.5cmのユニットとエンクロージャを
1ペア購入しました。
FOSTEX かんすぴ
結構、このユニットは評判がいいんですよ。 8cmは2Fのお父さんのPCスピーカで活躍中
です。同じFOSTEXのサブウーファー、実売8000円くらいで自然な低音がでていいんですよ。
アクティブ・サブウーハー PM-SUBmini
さてさて、閑話休題:
カホパーツにつきました。
オタクのパラダイスの入口です!
このあたりは、あのようなこのような雰囲気が漂う、ラブホ街、ちょっと場違い感があります。
といっても、今泉 最近はしゃれた飲み屋も増えて、オタクなおじさんを寄せ付けない感じで
はありません。
さぁ、勇気を振り絞って(笑)入りましょうww!
一歩踏み入れると、おるおるオタクのおじさん、お兄さんたちが。
外からパチり。中は撮影禁止です
女性の姿もちらほら見かけますよ、カップルで付き合わされているんですかね?
リア充に対して、兄ちゃん達の視線は冷たいかと思いきや、気にしていない様子。
そらそうですよね、部品の品定めに一心不乱なんですから。
ここにおる、トドに似たオジさんも同様。会社で書いてきた部品調達表を手に、
『あのー、この部品どこにありますか?その部品どこですか?』
ってお店の中で挙動不審やっているわけですから (爆) 。
超小型のケース TS-1 も思いつきで買いました。¥700。
全部で¥3500。 飲みに行くより安いですねー。
さぁ、次の日 机に部品を並べます。
ケースはスピーカ端子の幅に合せて
スピーカー端子はまえに買ってた分、SW付きボリュームはステレオ誌のおまけ、
LXA-OT3を改造した時に余った部品です。
つまみなんかは、こないだ秋月で1万円ほど大人買いしていた部品の一つです。
プラグを入れると、スピーカへの接続が切れる、5端子の3.5mm ステレオジャック
と、1.8mのケーブルつき3.5mmステレオプラグは今回 カホで購入しました。
また、内部配線やステレオを接続する3芯シールド線 ¥177 / mもカホで購入。
シールド線、電線一般ですが、実物見てみないと、シースが固かったり太すぎたり
することがよくあるので、実店舗での購入が強く推奨されます (営業みたい)。
部品さえそろえば、あとのケース加工は慣れたものです。
ボリュームのつまみが長過ぎたので、金のこで短く切断しました。
軸をラジペンで押えながら切ります
ガリオームにならないように、SW オフの状態で摺動(しゅうどう)部に力がかから
ないように慎重に切りましょうね。(できれば軸を押さえて)
次はケースの加工です。
いつものように、イラストレータで穴開け図を作成し、ラベル紙に印刷して貼り付けます。
あたりがないか、設計時とラベル紙を貼った後に実物で調べます。
今回は、下シャーシの裏の貼り出しが10mmと大きいため、スピーカ端子に干渉する
ことが分かり、急遽修正しました。 やはり、手直し防止のためには必要な作業ですね。
きれいに貼れましたw
ここまでくれば、こないだ購入したステップドリルがあれば、すいすいです。
唯一、スピーカー端子の穴が四角なので苦労しました。
四角穴の加工には、まずドリルでφ6くらいの穴をあけてハンドニブラ―を使い
ます。
これも、端子の裏に隠れますから、きれいにあける必要がないので
気楽なものです。
上のほうはホガさなくても大丈夫です
裏の加工が終わったら、ボリュームとLEDと、3.5mmステレオジャックの穴を
ドライバドリルとステップドリル、バリ取りはリーマやドレメルで加工します。
慣れたものでゲソ
さぁ、かみさんテリトリーのガーデンルームの一角をかりて行う、金属加工は
これで終了です。
次は配線と音出しテストですねー
きょうはこの辺で勘弁して下さいねー。
次回、3回目(最終回)にこうご期待!!
まったねー !!