Arduinoとオライリージャパンの書籍 Make: Projectで電子工作に目覚めました。
実験をするためにはベンチで気軽に使えるDC可変電源が必要になる。
あるインコ買ったほうが安くて信頼性も高いけど、ここは趣味、設計して作りましょう。
ケースとトランスと制御IC、ヒートシンクなんかが必要。
こないだ、秋月電子通商にAVRマイコンを発注した折に、DC32V、AC5Aの
パネルメータ(各¥1000)は買っている。 電源を作る気持ちはあったようです。
(何でディジタルメータにしなかったかと後悔。でもアナログもいいでしょう)
ついでにLM3173端子シャントレギュレータも買っている。
設計図はまだ描いてないが、手持ちのLM317と外付けトランジスタ2SC4127で
0V~28V 2A、 ショートで回路が壊れないように過電流保護回路(電流値設定可能)
って所をばくっと考え、手持ちを中心にパーツを見繕います。
部品リストが出来上がったので、会社の帰りにマルツパーツ福岡に立ち寄りました。
地下鉄の千代町県庁前駅のソバにあるこの店、1年前以来、2回目の訪問です。
天神のカホパーツセンターと同様に、ヲタクの我らには貴重なお店です。
トヨズミの24V 2Aトランス、¥2929、菅野の比べて500円安い。
フューズボックス、パイロットランプ、ラグ板、直流2A流せる太い電線(5色)
太いオーディオ用半田、等々。全部で¥7000くらいになりました。
材料がそろったので、レイアウトの検討中です。
左上から、電圧計、電流計、電源SW、電圧14V/28V切り替えSW、制限電流値設定つまみ
右上から、電圧つまみ、電圧微調整ツマミ、電源端子 (+、GND)
回路的には、電流検知回路が難しい。 ググッて見ても、なかなか出てきません。
電流検出回路を付けて、電流オーバーで出力トランジスタのベースをエミッタに落として出力
を遮断してやる回路にするつもりですが、通常の電流検出抵抗 0.39Ωとかで、検出する電流
を0~2Aまで連続可変する方法が見当たらない。
仕方なく、英語でググる。 おーーっ、電流検知アンプを使うのかーー。 MAXIMのMAX4072
http://japan.maxim-ic.com/datasheet/index.mvp/id/3387
Lenear Technology の LT6100 こっちが入力電圧 最大48Vって高いですね。
http://www.linear-tech.co.jp/product/LT6100
これで検出した電圧と、ボリュウムで作った電圧をコンパレータで比較して、出力トランジスタ
のベースーエミッタ間に接続したサブのトランジスタをSWしてやればできそうです。
基本方式は固まりました。 後は入手可能なパッケージと実装に悩みそうです。
この辺のアナログは携帯用なのでほぼ、0.5mmピッチまたは0.65mmピッチの部品です。
トラ技11月号によると、シール基板というのがあるそうです。
これができれば、他の実験用ベンチDC電源として、一歩進んだ仕様になりそうです。
裏の、放熱板の横にはスピーカ端子をつけて、3.3Vと5Vをパラに出せるようにする予定です。
こっちは、DC-DCとポリSW保護を使おうかな ?
いろいろと、自分で設計するのは楽しいけど、難しいですね。
また、プロジェクトが進んだら報告しますね。
それでは、またねーー