さっき、BSの再放送でみました。 NHKの朝ドラ 「ゲゲゲの女房」
http://www9.nhk.or.jp/gegege/cast/index.html
奥さん役の松下 奈緒さん (美人過ぎます!!)
水木しげる役の向井 理(若すぎます!!)
面白くなってきました。 水木しげるの奥さんの武良布枝さんの視点からみた、ノンフィクションがベース。
戦後 雨後のたけのこのように出てきた貸本専門出版の世界で食っている水木しげる氏。
おおくは、戦記モノだったり、エロ・グロのたぐいだったり、今回の霊モノだったりしたわけです。
自分も小さいころ、別府の湯湯治場 かんなわ温泉に泊まったとき、近くに貸し本屋があり、兄弟で墓場の鬼太郎を借りた覚えがある。
内容はおどろおどろしい、見てはいけないオトナの世界をのぞき見るみたいな感じだったと思います。
それを忘れたころ、マガジンでゲゲゲの鬼太郎として子供向けに再度 デビューした時、ぜんぜん違うーて思った思いがあります。 (いまで言えば、深夜枠がゴールデンに来た、そのため放送コードで面白くないみたいな)
水木しげるさんは、南方の前線での戦闘で、左手をなくされました。 多くの戦友も、たましいだけが南の島に残りました。 そのときの様子もマンガに残しています。
奥さんの随筆も図書館で見つけました。 「ゲゲゲの女房」 武良布枝 著 \1260
苦労しても、飄々とたくましく立ち向かうペーソスあふれる内容は、非常に面白かったです。
ダンナさんが、「安かった」っていって、腐ったバナナを大量に買ってきた事件はこれからです。
腐る寸前のバナナが一番おいしんだぞう、オレは南方にいたからわかるんだ!!
っていって、本当に腐っていたらしい。(そのころバナナって高かったんですね)
NHKの朝ドラにしては、最近にないヒットです。 きっとこの奥さんがよかったんでしょう。