前回、玉ねぎ苗の争奪戦に毎回負けている話でした。
小郡の直売場に行っても、「売り切れ」、甘木まで足を延ばしてJA朝倉に行っても売り切れ。
JA甘木の手前の安納イモの苗を手に入れた原田種苗店もダメ
鳥栖のうちの畑もダメ、最後にJA筑前にいって、力なく店のおばちゃんとトーク。
「今年は、ドゲンしてこんなに玉ねぎ苗がないとですかねー」
「今年は、秋が暑過ぎたことと、苗が育っているときに長雨で苗がダメになったらしいヨ。
そんなにあわてなくても11月末までに植えればいいし、早生だったら大丈夫!」
という力強いご宣託がありました
というところまで。 今回のは、その続きです。
次の週、11月13日(月)~再び挑戦。
カミサンに朝9時に「めぐみの里」に行ってもらいました。」
苗が入って来てないとのこと
これから先は不定期に苗が入ってくるので店に行く前に電話してとのこと。
その次の週、11月18日(日)
前日に電話しました。
鳥栖の「うちの畑」、小郡の「めぐみの里」、甘木の「原田種苗店」。
どこも不定期とのことでしたが、原田種苗店のみ入ってきそうな感触。
でも、数量限定で早く来ないとすぐに売り切れてしまうそう
朝始まりが8時半とのこと、30分くらい前に来ればなんとかなるかも?
ってなわけで、日曜の朝から早起き。
でも、グダグダしているうちに、もう8時。
甘木まで、30分くらいかかりそうなので、少々焦りました。
(ってか、苗くらいでなんでこんなに大変なの?)
でも、今回の玉ねぎ苗ウォーズ、勝つしかないです!
目に炎で出かけます
小郡から、国道500号線を東へ進みます。
途中、めぐみの里を通るが開店前、苗コナーに玉ねぎ苗のカオリと人の影が
ありません。(きょうも、入ってこなそう)
さらにクルマのアクセルに力をこめて、甘木方面に向かいます。
もう、開店時間の8時半に近づいています。
めずらしい甘木線の踏み切り停車、こりは8時半を過ぎてしまいますね。
ここまで来たら、焦っても仕方がありません。
腹を据えましょう。
原田種苗店の現地着は8時32分。
すでにお店の駐車場はいっぱいです。
おるおる、人がたくさん並んでますよ。
一番後ろに滑り込みました。
前の人が整理券を持っていて、それに苗の品種を書いて受け付けているようです。
極早生、早生、中生、晩生 とあってそれぞれ一人300本までゲナです。
駐車場を整理している店の人に聞くと「あっ、それは30分までです、あとは残った苗ですね」
っていわれる。苗、残るんだろうか?って前の人と話をすると「極早生なら、残ってるかも?」
って。
オイラは早生のターボかソニックが欲しいんだけど。でも、残っているだけまししか?
だんだん列が進んできました。
苗をゲトした人たちは、苗を手にドヤ顔で帰って行くのが悔しい
20分くらいして、自分の番になりました。前の人は早生100本を手に。
「早生 100本ください」
「極早生しか残ってないよ。」 ゲッ、終わったんだ。
「じゃ、それでいいです。」 手に入るだけ、ありがたく思えよ
「はいよ、100本 ¥550」
「極早生って品種は何ていうんですか?」
「たしかソユーズって言って3月末に収穫できるし、味はいいヨ」
って掛け合いがあって、前の人で売り切れた早生はあきらめて帰りました。
それにしても、ソユーズってJAの人はなにを考えているんだろうか。
西側の人間ならスペースXとかだったら分かるんだけど。
なんちって。
くだらない話はさておいて、今年の異常な苗戦争の様子が分かりましたでしょうか。
ホムセンなんかより、じぇったい品質がいいんですよ、JAとか専門店の苗。
苗半作ってことわざがあって、畑の作物がうまくできるかどうかは苗で半分決まるゲナです。
次回、最終回 玉ねぎ苗植え付け に進みます(カモ?)