みなさん、今晩は。トドお父さんです。
GWの宿題として、提出予定の家庭菜園の自動水やりシステムですが、なかなか進まず。
今回、技適を取ったWifiチップ、esp-wroom-02 ESP8266 の検討を行いましたので報告しますねー。
今までの、家庭菜園 水やりシステムのおさらい。
こーんなシステムを作る予定でした。
NRF24L01 (MySensors) Arduino balcony garden irrigation controller(NRF24L01Wifi基板を使った、バルコニー庭園の水やりシステム)
そのために、Arduino 基板とセンサー、水バルブのクラッチ、電源、それとスマホに情報を送るWifi
基板 NRF24L01を使って、IoTで家庭の水やりをするシステムでしたね。
[電子工作]家庭菜園の自動水やりシステムの作成ちゅう
でも、途中から太陽電池のオフグリッド電源を作るスピンオフになってしまい、そのまま頓挫して
しまいました。
実はNRF24L01というWifiチップは日本では技適 いわゆる総務省の認可が下りておらず、そのまま
国内で使うのは違法という問題がありました。
ところが、最近 秋月電子をはじめ、あのSwitch Scienceさんが、国内で使える技適認証済みの
Wifiチップを安くで提供してくれていることに気付きました。
これです、 ESP-WROOM-02 Wi-Fiモジュール ¥600
ピッチ変換済みの基板がこちらです ESP-WROOM-02ピッチ変換済みモジュール《フル版》 ¥909
どちらも¥1000未満で安いです。
さらにうれしいことに、調べていくと、約40MHzと後続動作のCPUと4MBものフラッシュを内蔵、
Arduino IDEにボードマネージャという追加ドライバ(?)を組み込めば、ほぼArduinoの環境で
開発が行える(Arduino Nano不要!)というパラダイスぶりです。
手順はこのサイトに詳しいです。
ESP8266/ESP-WROOM-02に関するメモ。
てな訳で、さっそく作ってみました、基板。
ブレッドボードはSwitch Scienceさんかたばら売りで購入し、チップは中華圏から購入しました。
USB-シリアル変換機は中華から¥250で購入したFT232RLという3V-5V切り換えが
できるタイプです。 ESP8266は3.3Vですから、3VでI/Fが必要です。
また、FT232RLに3.3V出力があるので、これをESP8266の電源に使いたいのはヤマヤマ
ですが、それはやめましょう。動作が不安定になります。
ESP8266の消費電流がピークで数百mA、定常で約80mAと大きいため、5Vから3端子電源
秋月電子 低損失CMOS三端子レギュレータ 3.3V500mA NJU7223F33 1個 \50
5V側に0.1uF、出力側に47uF以上ののコンデンサを付けるのを忘れないで下さいね。
先のサイトにArduino IDEへのESP8266のボードマネージャの組み込み方、プログラムの
書き込み方等はくわしいので、ここでは割愛しますね。
まずは、定番のLチカ。 13PにLEDと抵抗1KΩ程度をGNDとの間に取りつけます。
プログラムは下記
void setup() {
pinMode(13, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH);
delay(400);
digitalWrite(13, LOW);
delay(400);
}
なーんだ、Arduino のソースと変わりありませんね。
つぎに、Wifi通信を試してみましょう、下のサイトよりコードを拝借
esp8266 learning
Wemos webserver example
ESP8266でWebServerのテストをしました(Youtube)
ちょっとピンぼけですみません。
ここまで行けば、PCやスマホと双方向の通信がインタラクティブに
できそうです。
このコードはオーソドックスにHTMLを使ってますが、JASONのライブラリを組み込めば
JASONでの記述もできるそうです。(自分はHTMLですら、うろ覚えですが)
世の中、気がつかない間にずいぶん進歩していますね。
本当にホビイストやDIYer、電子工作愛好家やオタクの人たちでも世の中を変えることが
できそうな気がしてきました!
それでは、おやすみなさい